3.税理士の仕事って

税理士はその名前に税という言葉が入っているように、税金に関する仕事をしています。看護師が病気や看護に関する専門家、弁護士が法律に関する専門家、栄養士が栄養に関する専門家…というふうに考えることができますが、税理士もその名の如く税金に関する専門家です。
言うまでも無く、この社会は納税者が納税する税金で成り立っています。道路や港湾、その他の公共施設が税金で作られていることは勿論、学校や病院、図書館、美術館、それに公共交通機関等など、多くの施設が税金によって運営されています。私たち住民がそうしたところで公共サービスを受けられるのも税金で維持されていてのものです。ついでに言えば政治家や公務員の給与も税金から支払われています。言い換えればこうした人々は納税者が養っていると言っても過言ではありません。それだけこの現代社会では、税金とは大きな意味を持っているのです。話が少しそれてしまいましたが、税金とはそれだけ大事なものであり、重い意味を持つものです。


税金がかくも大切である以上、税金に関わる仕事は非常に大切な意味を持っていきます。税務署などは勿論言うに及ばず、ここに登場する税理士もそうです。では税理士はいったいどんな仕事をしているのでしょうか。
唐突な質問ですが、皆さんは税金を支払っていますか。妙な質問を出しましたが、恐らくこれに対して税金を支払っていないと答える人はまずいないでしょう。私たちはほぼ毎日、何らかの形で税金を支払っています。税金と聞いてまずは身近なところとして消費税を思い浮かべる人も少なくないでしょう。ご存知のように1989年4月に当初税率3%で導入された消費税は、1997年4月からは税率5%に高められて現在に至っています。買い物などで消費する場合、100円あたり5円の税金を払うことになります。こうして普段の何気ない消費行動でも、知らず知らずのうちに税金を払っているわけです。消費税は非常に身近でわかりやすい例ですが、これ以外にも私たちは常日頃、あらゆる形であらゆる名目の税金を支払っているわけです。

上に例としてあげた消費税ならば、どこで何を買っても一律5%の税率で税金を支払うわけですから、非常にわかりやすい話です。もしこの世の中に消費税以外の税金がなかったら、言い換えればこの世の中の税金が全て消費税のような形態の間接税ならば、正直な話税金についてあれこれ考えたり頭を悩ませることは無いでしょうし、税理士という職業も税金の専門家も必要ないでしょう。国や地方の政府機関としての税務署があって、税金徴収或いは納付に関する実際の事務処理をするスタッフがいれば十分でしょう。ですが現実には消費税以外に様々な種類の税金が存在します。そしてその税率や納付方法も多種多様に渉ります。従って税金に関して様々な需要、要求が生じ、また問題やトラブルも生じてきます。それ故税理士という職業が必要とされるのです。税理士は税金の専門家、即ち納税者が税金に関して何か問題があったら、その都度相談に乗ってくれて、トラブルを解決してくれたり、税金に関する煩雑な手続きを代行してくれたり助けてくれたり…つまりそれが税理士の仕事なのです。

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2017/1/25 更新