5.税理士の業務の話

皆さんは税理士と聞いて、どんなイメージを思い描きますか。税理士は税金に詳しいといったイメージでしょうか。税金のお助けマンというか、或いは税金のことで何か困ったことがあったら、駆け込み寺のように税理士の元へ駆け込んで相談することができて、そうすると税理士にからは、税金に対しては全くちんぷんかんぷんの私達にまるで目から鱗が落ちるかのような、素晴らしい知恵やアドバイスを授けてくれる、といったイメージでしょうか。皆さんが税理士に対してこのようなイメージを持っていたとしたら、それは概ね事実とそれほどかけ離れていないでしょう。税金に関する話や規則や、私達にはややこしく、そして非常に難しいものです。できれば税金のことなんて考えたくないと思ってしまいますが、憲法で納税が国民の義務とされている以上、そうはいきません。税金は私達から切り離して考えることのできない問題です。税理士はまさにそうした税金のスペシャリストであり、私達が何か税金に関する問題に遭遇したら、サポートをしてくれる有り難い存在です。
このように税理士は税務の専門家であり、エクスパートだともいえます。税理士は医師や弁護士などと同じように国によってその資格を認められて、そうして初めてその職業に従事できるれっきとした国家資格ですが、とはいえ税理士は国家の行政機関に付属する存在ではありません。国家公務員等ではありません。ですがその役割、存在意義は非常に大きく、言ってみれば日本の税金制度、しいては税金が作り出す平等な社会を維持する上で必要不可欠な存在と言えます。税理士に関しては、税理士法という法律できちんと定められています。税理士は税理士法の定めるところの国家資格なのです。そして税理士の業務内容に関しても、その税理士法で規定されています。ここでは税理士の定義や資格等を税理士法を紐解いて一つ一つ見ていきたかったのですが、枚数の都合上省略します。税理士方に関心のある方は、インターネットや図書館などを使ってお調べください。
税理士法をご覧になった方ならおわかりになるように、税金のエクスパートたる税理士はその職業につくには非常に難しくハードルが高くなっています。これは税理士が求められる役割、社会的責任が非常に高いことを意味しています。勿論その分税理士の職業に就いてからの収入はやはり少なくありません。かくも難しい職業についていて、どうかすると相手が偉すぎて近づきにくい印象ももたれがちな税理士ですが、皆さんの間近なところに必ずいるはずです。彼らは税金のエクスパートであり、私たちが税金に関して問題や困った点があれば助けてくれたり、相談に乗ってくれる人たちです。税理士は日本の税制を陰で支えているといってもいいでしょう。もし税金に関して何か疑問点や不明な点などがあれば、私達も遠慮することなく、気軽に税理士の元を訪ねてみましょう。

税務署が「税金で成り立つ私たちの社会」というスローガンを掲げていたことがあります。その言葉の通り、私たちの社会は税金無しでは成り立ちません。言うまでも無く、私たちが普段利用する道路や公共施設等のインフラや、社会生活に欠かせない公共サービスは税金で維持されるものです。税理士はこうした私たちの社会を支える税金のエクスパートなのです。

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